服の構造を知ろう ~メイド服の発祥編~

みなさんこんにちは。イラストスクールCytrusです。
今回の記事では、まずメイド服がなぜ生まれたのか、の発祥と種類、
そして代表的なメイド服として知られている「ヴィクトリアンメイド」の
つくりについて紹介しています。
キャラクターを描く時などにぜひ参考にしてみてください!
🎀メイド服の発祥
メイド服は、もともと邸宅に仕える使用人が着用する仕事着でした。
なので、オーソドックスなメイド服は質素なデザインのものがほとんどで、
フリルがふんだんにあしらわれていたりミニ丈でパニエが仕込まれている
スカートのものはクラシカルなメイド服から派生して生まれたものになります。
仕事着寄りで質素なデザインのものを「ヴィクトリアンメイド型」、
コスチューム寄りの華やかなものを「フレンチメイド型」と
区分けして呼ばれることもあるそうです。
今回取り上げるのは「ヴィクトリアンメイド」です。
フレンチメイドの基礎の形にもなっているので、ぜひ参考にしてみてください!
🎀ヴィクトリアンメイドのつくり

ヴィクトリアンメイドは、シンプルな黒地のロング丈スカートに
エプロンを合わせたつくりになっています。
頭部には、メイド服の特徴と言えるレースのカチューシャの「ホワイトブリム」、
または頭全体を覆う「キャップ(またはシニヨンキャップ)」をつけています。
🤍メイド服、実用性◎!
ヴィクトリアンメイドの服の色は白と黒ではっきり分かれていますが、
エプロンやホワイトブリム、袖口のカフス、靴下などの白色のアイテムは
すべて取り外し可能という共通点があります。
当時、洗濯機や乾燥機などがない時代で手洗いで洗濯していましたが、
黒いロングドレスは頻繁に洗濯するには重労働です。
それなので、給仕していて頻繁に汚れる箇所をそこだけ取り外して洗える
ようにした、という機能美が隠されています。
体の前面を覆うエプロン、髪が邪魔にならないように着用されるホワイトブリム、
黒いドレスとは別で作られ、袖口を守るために作られたカフスなど、
細かく分けることで手洗いの負担を軽くし、清潔な状態を保てるわけです。
🤍メイド服は午前と午後でデザインが違う!?
メイド服は給仕担当の女性が着るもの、として知られていますが、
メイドの仕事は午前と午後で大きく分かれます。
🕖午前
ベッドメイクや床磨き、暖炉の掃除などの主人が快適に過ごすための仕事
↓
汚れやすい仕事が多いため、比較的安価な「モーニングドレス」を着用
します。
🕛午後
ティータイムの準備、来客の応対や雇用主の外出の付き添いなどの人目に
触れる仕事
↓
清潔感や美しさのために黒で高貴なイメージを与える
「アフタヌーンドレス」を着用します。
といった感じで、全く違う業務内容で着用されるドレスも異なります。
先にご紹介したヴィクトリアンメイド服のイラストは、午後に着用される
メイド服です。
フリルがあしらわれているのも、人目に触れる仕事の中で雇用主がお金持ち
であることや管理が行き届いていることを見せる、という意味があります。
🎀まとめ
今回紹介したのは、メイド服がなぜ生まれたのか、の発祥と種類、
そして代表的なメイド服として知られている「ヴィクトリアンメイド」の
つくりについてです。
メイド服がなぜ生まれたのかを知っておくと、デザインのアレンジをするときや
物語の設定を練るときに深みが出ます。
ぜひ参考にしてみてください!
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