#14 手の描き方
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こんにちは、Cytrusです。
今回は、基本的な手の描き方と動きをつけやすい手の描き方、
手や人体の練習方法を紹介します!☝️
なんでこんなに手は難しいのか、どうやったら難しくなくなるの?
という皆さんが抱えるギモンにもお答えしています!🙌
目次
《手の構造》 ~基本編~
なんで手ってこんなに難しいの?
絵を描いていると、必ず当たる壁である「手」。
なぜこんなに難しいのか?少しだけ考えてみました。
- 関節がたくさんあって可動域が広い
- 実物が目の前にある
- 色々な角度がつけられる
- 親指
ちょっと考えただけでもたくさん出てきました。
ですが、今目の前にある手をブロックで考えながら観察してみると
意外と分かりやすいつくりをしています。
どうやったら分かりやすくなるのか紹介していきます👍
パーツで分解してみよう
手をざっくりパーツ分けしてどのようなつくりになっているか
見てみましょう。
主に分けられるパーツはみっつ。
「親指」と「手のひら」と「親指以外の指」です。
親指は、ほかの指と少し違った動きをするパーツなので
いったん別で考えると描くことが楽になります♪
そして、指ごとに手のひらを分割すると、よりリアルの人間の手に
近くなり「簡易的な骨の構造」になります。
その骨の構造に着目してみると、今度はそのパーツのサイズを
そろえてあげましょう。
比率は「1:1」
骨の構造の比率をざっくり見ると、基本的に「1:1」の比率であることが
非常に多いです。
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親指も同じことが言えます。実際に自分の手を見てみると、かなり1:1に近い
比率になっていませんか?
そして、親指を除いた指の関節も同じ間隔と角度で並んでいます。
手のひらの関節をもとに考えて、同じカーブを意識して関節の位置を
決めてみましょう。
こどもを描く時や幼い印象にしたいときは指を少し小さくしたり、
大人っぽくスレンダーな印象を与えたいときは指を伸ばしてあげると
キャラクターの個性が出しやすいです!
《手の構造》 ~応用編~
円柱と四角で考えよう
イラストの練習を始める時は、まずは簡単な形に置き換えて
練習することがおすすめです。
手の場合は、手のひらを立方体、指を円柱で考えてみると
形が捉えやすくなります!
手に角度をつける時は、立方体や円柱を傾けたようなイメージでアタリを
取ってみてください。もちろん立方体を傾けて描いてみるだけの練習も
有用です。
「自然に見える手」を描いてみよう!
あくまで日常を切り取ったような自然体なイラストを描く場合ですが、
関節がきれいに伸びていると写真のためにポーズをしっかりキメている
ようなイラストになってしまって少しぎこちなくなります。
わざと関節を軽く曲げてみると、ぎこちなさがかなり改善されて
ラフな雰囲気なキャラクターを描くことができます。
《練習あるのみ!》
デッサン人形を使ってみよう
手に限らず、人体を練習するときにおすすめなのがデッサン人形です。
デッサン人形と言えば木製のものが浮かびますが、
最近では3Dの人体モデルがポージングをとってくれるデッサン人形が
あります。
■デザインドール
(対応OS:Windowsのみ)
3Dモデルを使用したデッサン人形です。
しかしほかのサイトとは一味違い、3Dモデルの等身や体型を変更したり
手だけのモデルの指を動かして設定できるなど、
すごく使い勝手が良くおすすめです!
プログラムのインストールが必要ですが、無料版でも
できることがとても多いためイチオシです◎
■POSEMANIACS(ポーマニ)
特にクロッキーの練習で使える知名度が高い無料サイトです。
「本日のお題」と称してポージングがピックアップされていたり、
手の3D資料を動かしていろいろな角度から見ることができます。
■デッサンポーズ
いくつかあるポーズから指定ができる無料サイトです。
手の練習というよりは全身のポージングの練習にもってこいなサイトです。
自分で手の写真を撮ってトレースしてみたり、模型を買ってみたり、
CLIPSTUDIOの3D素材を活用してみたり…。
やり方はたくさんありますが、とにかく描きたいポーズを描いてみることが
上達への近道です。
たくさん描いてたくさん練習して、様々なポーズをした
キャラクターが描けるように頑張っていきましょう!✊