#08 顔を描いてみよう

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こんにちは、Cytrusです。

今回は、誰もが一度は悩んでしまう顔の描き方のコツを解説します。

目次

  1. 輪郭の役割を知ろう
  2. パーツの配置を考えよう
  3. 目の配置
  4. 表情をつけてみよう
  5. ななめが描けない!

輪郭の役割を知ろう

まず、こちらのお寿司を見てください。

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急にまぐろ

どちらのお寿司のほうが高そうに見えますか?

きっと、大半の方が右の皿のお寿司のほうが高そう、と答えると思います。
しかし、よく見てみるとお皿に乗っているマグロは全く一緒のものなのです。

上記の話で、お皿…つまり、「器」の大切さがわかったと思います。
顔のパーツが乗る器である輪郭には、実は大きな役割があるのです。

例えるなら、丸い輪郭にすると可愛らしい印象に、
しゅっとした輪郭にすると大人びた印象になります。

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左のほうが幼く見えますよね

輪郭は、太っている、痩せている、大人、子供、幼児などの
年齢の描き分けにもかなり有用なパーツです。

パーツの配置を考えよう

目の配置

キャラクターや人間の目の配置には、
「左右の目の幅はだいたい目ひとつ分」
という定石があります。

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だいたいひとつ分の隙間

目の配置に困ったり、確認したい!という時は
このことを思い出してみましょう。

皆さんが好きなあのキャラや最近話題のあのキャラも
実はこの比率で描かれているかもしれません。

表情をつけてみよう

キャラクターの表情は、目の開き方や眉の上がり方、
口元の形状などを用いて描き分けることができます。

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いろいろな表情のシトラちゃん

表情をつけると、そのキャラクターがぱっと華やぎますよね。

表情の描き分けが難しいときは、
自分の顔の写真を撮ってみたり、いろいろなイラストレーターの
イラストを見て勉強したりしてみましょう。
参考書を買って読んで、真似てみるのもいいですね。

自分が向いている方法で少しづつ勉強してみましょう。

ななめが描けない!

横を向いたときは、人間の体は円柱と球で出来ている
話を思い出してみましょう。

円柱形は、向こう側にいくにつれ見える面が小さくなっていきます。
難しい場合は四角柱で考えてみましょう、

つまり、こちら側より遠いほうのパーツは
横幅をぎゅっと縮めてしまえばいい
のです。

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ななめにすると鼻のパーツもよく見えてきます

これもまた、勉強と練習が必要になってきます。

試行錯誤しながら、いちばん納得ができる考え方や描き方を見つけていきましょう!